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ティエスのタネ。

No,020 禁煙を始める前に知っておいてほしい喫煙のこと No,020 禁煙を始める前に知っておいてほしい喫煙のこと
『今日から禁煙』そう心に決めたはずなのに、3日も持たずに火をつけてしまう。禁煙を失敗した方によく聞く話しです。
「体に悪い」「吸わない人に迷惑がかかる」「吸う場所も年々減ってきている」…わかっているのに、なかなかやめられないタバコ。
今回のティエスのタネは、禁煙を始める前に知っておいてほしい喫煙のおはなしです。
最近では、喫煙が引き起こす様々な健康被害、喫煙者のモラルが社会的問題となり、年々減少傾向にあります。現在、日本の喫煙者は人口全体の約2割といわれています。
さて、喫煙者はどうして喫煙してしまうのでしょうか?
これはタバコに含まれるニコチンが原因で、ニコチンを摂取することで脳にドーパミンが放出し、快感を生じさせます。そのため、強い中毒性があり、一度喫煙を経験すると習慣化しやすいのです。タバコを吸うとリラックスできたり、リフレッシュできたり、頭がスッキリした気がしますよね?これらの感覚もニコチンを喫煙によって摂取することで得られる快感なのです。
それでは、まずは喫煙が引き起こす主な疾患と問題についてお話ししましょう。

喫煙が引き起こす疾患と問題

・がん
がんの死亡率で男性の40%、女性の5%は喫煙が原因だといわれています。
特に肺がんの死亡率に至っては男性の70%、女性の20%は喫煙が原因だと考えられています。

・循環器疾患
心筋梗塞や狭心症などの冠動脈心疾患や、脳卒中などの脳疾患の原因も喫煙が引き起こすといわれています。

・慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)
通称「タバコ病」とも言われている程で、疾患の原因の約9割が喫煙といわれています。初期症状は労作時に息切れが起こるようになり、次第に咳や痰がひどくなっていきます。重症時には呼吸困難に陥ることもあり、肺炎・肺気腫などの呼吸器疾患を併発させることもあります。

・受動喫煙
喫煙者から引き起こすタバコの煙(いわゆる副流煙といわれている)を吸うことにより喫煙者でなくても喫煙者と同じ疾患を発症することが問題になっており、2003年に制定された健康増進法により受動喫煙を無くすために禁煙や分煙を行う公共施設がだんだん増えてきています。

禁煙の方法

No,020 禁煙を始める前に知っておいてほしい喫煙のこと マンガやドラマで見るように、紙に大きく『禁煙』と書いて壁に貼付けるだけで禁煙ができるのなら日本の喫煙者はあっという間に居なくなります。しかし、現実はそうはいかないものですよね。近年、喫煙の習慣はニコチン依存症と捉えられ、治療が必要な病気だと認められました。そのお陰で今ではいろいろな禁煙グッズや方法があり、わたしたちは自分に合う方法を選択できる様になりました。代表的な物が以下の通りです。

・禁煙外来について
これまでは自費での禁煙治療が主でしたが、2006年に一部の病院で保険適用できるようになり、病院でも積極的に『禁煙外来』を勧めています。禁煙外来は禁煙をニコチン依存症の治療と捉え、お医者さまと一緒に投薬やガムなどを使用して無理なく禁煙する方法です。CMでも舘ひろしさんや温水洋一さんが禁煙外来を利用して禁煙に挑戦しているのは記憶に新しいところだと思います。

・治療薬について
@ニコチン製剤
ニコチンガムとニコチン貼付剤の2種類があります。ニコチンを補充することにより、禁煙時の離脱症状を軽減します。ニコチンガムに関しては一般に売られている薬品ですが、ニコチン貼付剤の中には処方箋を必要とするものもあり、保険適用可能です。
Aチャンピックス(禁煙補助薬)
禁煙にともなう離脱症状やたばこに対する切望感を軽減することにより禁煙を補助できる効果を持ち、処方箋が必要でこれも保険適用可能です。禁煙開始の一週間前から服用をはじめます。

今回のティエスのタネはここまでです。これまで数々の禁煙に失敗してこられた方も、禁煙なんて考えた事がないという愛煙家の方も、喫煙についておわかりいただけたでしょうか?
タバコは『百害あって一利無し』といわれていますから、きちんとリスクを知った上で喫煙し続けるのか、禁煙するのかを選択したいですね。また、愛煙家の方にはご自分の周りの非喫煙者のことを思いやってタバコを楽しんでいただきたいと思います。
これをきっかけに喫煙の習慣や、ニコチン依存症についてぜひ考えてみてください。

それでは今回はこの辺で。
次回のティエスのタネをお楽しみに。

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