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ティエスのタネ。

頭痛について No,006 頭痛について
ティエス調剤薬局6回目のティエスのタネは『頭痛について』お話しします。
ズキズキ、ガンガン、キーン…痛みの種類は様々ありますが、頭痛はみなさん日常的に経験されているんじゃないでしょうか?
例えば「風邪を引いた」「今日は二日酔いだから」など、理由がはっきりしている一時的な頭痛であれば鎮痛剤などを服用し、安静にしていれば大抵の場合、解消されることでしょう。
しかし、そうではない場合、頭痛は脳腫瘍や脳卒中など脳の病気を知る重要なシグナルとなる場合もあるのです。 今回はそんな頭痛について正しい知識を学びましょう。

頭痛とは

みなさんの頭痛のイメージとはどのようなものでしょうか。
頭痛というと色々な種類があり、「片頭痛」や「頭痛もち」などの慢性頭痛が一般的ですが、大きく分けて三つのグループがあります。
まず一つ目は「だれにでもおこる日常的な頭痛」
二日酔いの時や、かき氷を食べた時などに頭が痛くなった経験がありませんか?これは誰にでも起こる可能性がある生体反応としての頭痛です。
二つ目は「脳や体に病気があっておこる頭痛」(症候性頭痛)
脳やその他何らかの病気が原因となっておこる頭痛です。脳腫瘍やクモ膜下出血など、放置しておいたら命にかかわるものもあります。
そして三つ目は「頭痛もちの頭痛」(慢性頭痛)
脳や体に病気がないのに、繰り返し起こります。いわゆる『頭痛もち』と言われる頭痛です。慢性頭痛にも片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛など種類があり、その種類により痛み方も異なり、それぞれにあった対処が必要です。

慢性頭痛の種類と原因

慢性頭痛(頭痛持ち)に悩む人は、日本で約3000万人、国民の4人に1人と言われています。
一口に慢性頭痛と言っても、上記で述べた様に症状は様々で、原因も対策も異なります。また、一種類だけでなく複数のタイプが合わさった混合型の場合もあります。
それでは具体的に、慢性頭痛についてどのような種類と原因があるのか詳しく見ていきましょう。

◆片頭痛
ズキンズキンと脈に合わせて耐え難い強い痛みが特徴です。
30代前後の女性にもっとも多く、慢性頭痛の約4分の1を占めます。頭痛がおこると光や音がわずらわしく感じられ、吐き気がすることもあります。大体は一晩寝ると楽になりますが、長い人は2〜3日続く場合もあります。また2割程度の人は前兆として視野の異常を感じる場合もあります。頭の血管が拡張して、その周囲に炎症が起こって痛みが引き起こされます。これは、生活リズムの乱れや、熱いお風呂やサウナ、アルコールや特定の食品などが誘引となります。

◆緊張型頭痛
肩こりと、締め付けられるような重苦しい痛みがあります。
頭や首のまわりの筋肉のコリや精神の緊張から起こる頭痛です。何となく重苦しい状態から、後頭部に痛みが走る状態まで程度があり、ダラダラと痛みが続きます。幅広い年代におこり、慢性頭痛の6〜7割をこの緊張型頭痛が占めます。筋肉が緊張することから痛みがおこるので、姿勢の悪さ、首や肩のコリ・緊張、目の疲れや歯の噛み合わせ、ストレスや精神的な緊張が原因となります。

◆群発頭痛
慢性頭痛の中では最も強烈な痛みがおこります。
目の奥がえぐられるような、じっとしていられない激痛が季節の変わり目に毎日決まった時間に数時間おこります。30代前後の男性によく見られ、慢性頭痛の1%程度です。直前に目のかすみや首の張りが現れます。目の充血や涙目、鼻水が出るという症状もあります。頭の血管拡張による周囲の炎症が痛みを引き起こしていると言われています。飲酒やニトログリセリンという薬で誘発される場合があります。

慢性頭痛の対処法

頭痛について ◆片頭痛
頭痛の引き金になる誘引を避けることです。規則正しい生活をして、なるべくストレスをためないよう心がけましょう。経口避妊薬や頭痛を誘発しやすい食べ物や飲酒を控えることです。また、血管拡張を予防する薬もあります。痛くなった時は、安静にして、こめかみや痛む部分を冷やすのも効果的です。

◆緊張型頭痛
原因となる筋肉の緊張を解消することです。姿勢を正しくしたり、長時間同じ体勢でいることを避けましょう。また、自分のストレスの原因に気づき、そのストレスを取り除くことも治療のポイントです。マッサージやストレッチも良いでしょう。精神的ストレスには軽い抗うつ薬や抗不安薬、筋肉の緊張には筋弛緩薬や循環改善薬を使用することもあります。

◆群発頭痛
群発頭痛は飲酒により誘発されるので、頭痛期間中は禁酒が必要です。また、ニトログリセリン等の血管拡張薬が引き金になることがあるので、服用している人は医師に相談しましょう。群発期を予測して予防薬を飲んだり、病院での高濃度の酸素吸入治療が有効な場合もあります。

さてみなさん、ご自分の頭痛がどの種類か予測がつきましたか?頭痛で悩む人のうち、医療機関で診察を受けている方は3割ほどと言われています。頭痛の種類にも様々あるので、自分の症状を把握し、医師にきちんと伝えることから治療が始まります。原因や症状をきちんと把握し、適切な対策を行えば、頭痛の症状を和らげることは可能です。頭痛がつらい方、頭痛が心配な方は、頭痛外来や脳神経外科などを一度受診されてはいかがでしょう?

それでは今回はこの辺で。
次回のティエスのタネをお楽しみに!

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