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ティエスのタネ。

高血圧とアルコール No,004 高血圧とアルコール
ティエス調剤薬局グループ4回目のティエスのタネは『高血圧とアルコール』についてお話ししたいと思います。
血圧は、体重や体温と同じように手軽に測れます。よく、病院や薬局の待ち合いに血圧計が置いてありますよね?待っている間に測ったことがあるという人も少なくないと思います。高血圧を「ただ血圧が高いだけ」と安易に考えず、ご自分の健康を知るきっかけにしていただけたらと思います。

高血圧とは?

血液が血管の中を通るとき、血管にかかる圧力のことを血圧といいます。
心臓は、ポンプのように毎分60〜70回ぐらい、血液を血管へと押し出しています。心臓が収縮して血液を押し出した瞬間は、血管にいちばん強く圧力がかかります。このときの圧力が収縮期血圧(最高血圧)です。そして、収縮した後に心臓がひろがる(拡張する)ときには、圧力がいちばん低くなりますが、これが拡張期血圧(最低血圧)です。
高血圧とは、収縮期血圧と拡張期血圧のどちらが高くても、高血圧といい、正常値は健康な若い人で120/80mmHg(収縮期血圧/拡張期血圧)くらいで、「収縮期血圧が140mmHg以上」か「拡張期血圧が90mmHg以上」の場合を高血圧としています。
もし高血圧になっていても、自覚症状はほとんどといっていいほどありません。
自覚症状がないからと放置しておくと、血管が硬くなる動脈硬化になったり、のちに虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、脳卒中などの発作を起こすおそれがあります。 高血圧になりやすい危険因子として、遺伝・肥満・耐糖能異常(糖尿病予備群)・ストレス・喫煙・塩分の多い食事・飲酒の習慣などがあります。これらを多く持っている人ほど、高血圧になりやすいといえますね。

高血圧とアルコールについて

高血圧とアルコール アルコールの作用は多彩です。血管を収縮させて血圧を上げたり、反対に、拡張させて血圧を下げたりすることもあります。
ふつうお酒を飲むと、一時的ですが血圧が少し下がり、脈拍が増えます。これは、アルコールが代謝されるときに生じるアセトアルデヒドという物質が血管を拡張するためです。 しかし、長年にわたり飲み続けたり、日々の飲酒量が多いと高血圧の原因になると考えられています。
ただし、アルコールは必ずしも身体に悪いものではなく、適量であれば高血圧の原因とならず、むしろ健康を増進させると考えられています。
厚生労働省 健康日本21では、「節度ある適度な飲酒」を奨めており、「節度ある適度な飲酒」の量としては、1日平均純アルコールで約20g程度とされています。これは、「日本酒1合、ビール中瓶1本、ウイスキーダブル1杯、ワイングラス1.5〜2杯」に相当します。
ただし、女性や高齢者やアルコールを代謝する能力が低い人ではもっと少ないほうがいいということになります。また、飲酒習慣のない人に対してこの量の飲酒を推奨するものではありません。

このように、高血圧は自覚症状がない故に見過ごしがちですが、放置すると着実に進行するため、早めの予防または治療が大切です。すでに血圧が高めの方はもちろん、そうでない方も深刻な事態を招くことにならないよう、生活習慣を見直して血圧コントロールに努めてみてはいかがでしょうか?
それでは、今回はこの辺で。次回のティエスのタネをお楽しみに。

参考・引用:厚生労働省ホームページ健康日本21

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